資産を買う
今あなたに自由に使えるお金が100万円あります。街を歩いていたら素敵な時計を見つけました。値段は3万円です。あなたはこの時計を買いますか?
どうでしょうか?この時計買いますか?
買うという方が圧倒的に多いのではないかと思います。しかし、このお金の使い方はお金が貯まらない人のお金の使い方です。
お金が貯まる人は自由に使えるお金100万円で年利3%の金のなる木を買います。すると、1年後の資産は103万円。3万円の時計を買っても元金の100万円は減りません。これがお金が貯まる人のお金の使い方であり、この金のなる木を買う行為が資産を買うということです。
資産とは
そもそも資産とはどのようなものを指すのでしょうか?
家や車は資産でしょうか?
家や車は資産ではありません。正確に言うと、資産じゃない家や車がほとんどです。
資産とはプラスのキャッシュフロー(お金の流れ)をもたらすものです。
購入した家や車があなたのお財布にお金を運んでトータルでプラスになるなら資産ですが、ほとんどの場合はそうではないと思いますので、そのような家や車は負債ということになります。
ガラクタを買わない
大ベストセラー「金持ち父さん貧乏父さん」の著者のロバート・キヨサキ氏は、プラスのキャッシュフローをもたらさないモノのことをガラクタだと言います。
お金持ちになるためにはガラクタを買うのをやめて資産を買うことです。
前述のようにまず資産を買って資産から得た資産所得でガラクタを買う。これがお金持ちになるためのお金の使い方なんです。
何を買うか
では具体的に何を買えばいいかと言うと、初心者の方には、投資信託がオススメです。
投資信託とは、株の詰め合わせパックです。少数の企業の株を買ってもその企業の業績が悪化したら大損してしまいますが、多数の企業の株の詰め合わせパックなら業績が悪化した企業の損益を他の企業が補ってくれます。
ポイントは広く分散された手数料の安い投資信託を手数料の安いネット証券で買うことです。アメリカや全世界に分散された手数料の安い投資信託が特にオススメです。初心者にはこれ一択です。
まずはやってみる
最後に最も重要なことをお伝えします。
行動する、これですね。
行動しないことには何も始まりません。まずはやってみて合わなければやめればいいだけです。やってみてもし損をしたとしても、買ったものの価値が0になることはありません。
2024年1月からは新NISAも始まりました。利益に対して課税されることなく(通常は約20%の税金がかかる)利益を得ることができます。
お金を使う順番を変えるだけで資産が増える。
あとは、行動するだけ。とにかく、行動してみましょう。