お金のハンドブック

お金の不安解消します!

節約2

ステップアップ

節約をする上で大切なのは、我慢や苦痛を伴わない節約から始めることです。

理由は、我慢や苦痛が伴うと長続きしないから。

具体的には

  • 保険を解約する
  • スマホ格安SIMにする
  • 不要なサブスク、利用していない年会費等が発生するサービスを解約する
  • 無駄な手数料を払わない

などなど。

このようなことから始めていくといいと思います。

そしてこのような節約がしっかり身に付いてきたら次のステージに進みましょう。

次のステージは少しだけ我慢が必要です。

少しだけ我慢

みなさんの普段の生活の中に

「多少の我慢や苦痛を伴うけど、我慢できそうなこと」はないですか?

次のステージはこれです。

ちょっと嫌だけど我慢できそうなこと、代替がききそうなことを見つけてみましょう。

具体的にはこんなことです。

  • 気の進まない飲み会を断る
  • 義理のプレゼントやお土産をやめる
  • コンビニに行かない
  • スタバをやめる
  • 弁当、水筒を持ち歩く

などなど。

だいぶ難易度が上がりましたね。

気の進まない飲み会を断る

社会人たるもの飲み会は必須。

いやいや、今の時代はそんなことはありません。働き方や世の中の変化、コロナ禍も相まって、飲み会事態が減少し、飲み会への参加の有無も選択できるようになってきているはずです。私が働き始めた頃は断る余地なんてありませんでしたが(苦笑)。

大切な友達や家族と行く飲み会や外食は幸せな時間ですが、気の進まない飲み会は嫌ですよね。そんなことにお金を使うのも有意義なお金の使い方とは言えません。そんな飲み会は断わってしまいましょう。これは我慢や苦痛というよりも勇気が必要な節約ですね。

「飲み会の誘いを断ったら関係性が悪くなってしまう」 

と心配する方もいらっしゃると思いますが、そんなことで関係性が悪くなるような相手なら、その程度の相手だったということです。私は職場の飲み会も、あまり気の進まない人からのお誘いも、行きたくなければ遠慮なく断っています。もちろん、断り方には細心の注意を払いながらですけどね。

義理のプレゼントや義務のお土産をやめる

義理で渡すプレゼントや義務で購入するお土産、面倒臭いですよね。選ぶのも苦痛だし、持ち歩くのも苦痛だし、お金もかかるし。

ということで、思い切ってやめてしまいましょう。

私は旅行が趣味で旅行にはお金を使うのですが、職場への義務のお土産は買いません。旅行というのは楽しむために行くもの。それなのに、お土産を選ぶために時間と労力を取られるのが苦痛なんです。それに、義務でお土産を渡すのって渡される方もどうなのかな?と思います。もらう側の立場になって考えてみると、「せっかくの旅行なんだから、お土産を選ぶ時間、労力、お土産を持ち歩く手間、お土産を買うお金を他のことに使ってほしいな」とも思います。

ただし、お土産を全く買わないというわけではありません。

義務のお土産を買わないだけです。

「このお菓子美味しかったから職場の仲間にも食べてもらいたいな」と思えば買います。

線引きをしっかり持つことが大切ですね。

コンビニに行かない

コンビニの買い物は贅沢品です。

何を買うにも高い。以前に比べると、自社ブランド製品などの展開によりリーズナブルに購入できる商品も増えましたが、たかが知れてます。

「コンビニエンス」とは「便利な」という意味です。確かに、駅の近く、自宅の近く、観光地など便利な場所にあり、サッと入ってサッと購入できて便利ですが、その分その便利さにお金を払っているのです。

普段コンビニでする買い物をスーパーやドラッグストアに代替するだけで相当な節約になるはずです。最初はちょっと手間かもしれませんが、慣れてしまえばなんてことはありません。逆にバカバカしくてコンビニに行けなくなるはずです。

スタバをやめる

毎朝の出勤前にスタバ(喫茶店。ここではわかりやすく「スタバ。」といいます)に行く方、そのコーヒーを他のものに代替できませんか?

コンビニに行くなと言いましたが、コンビニのコーヒーに替えるたけで1回数百円の節約になります。年間で考えれば数万円単位です。できることなら、職場に着いてから自身でコーヒーを淹れてほしいところですが、難易度がだいぶ上がってしまうので、コンビニのコーヒーぐらいから始めてみるといいと思います。

もちろん、「出勤前にスタバのあの空間であのコーヒーを飲むことが1日の活力になるんだ」という方もいるでしょう。そういう方を否定するつもりはさらさらありませんし、そういう方にとっては有意義なお金の使い方なはずです。

ただ、お金の観点だけで考えると高過ぎなんです。

セブンカフェ(コンビニのコーヒー)あたりから始めてみませんか?

弁当、水筒を持参する

みなさんは仕事の日のランチ、職場で飲む飲み物、どうしてますか?コンビニ弁当にコンビニや自販機でペットボトルを購入していては1日1000円レベルです。ランチを外食にしたらもっと高額になります。

頑張ってマイ弁当と水筒にしませんか?

ちょっと難易度が高めですが、効果は高いです。

仮に1日に¥1,000節約できたら

  1月で¥20,000の節約

        1年で¥240,000の節約です。 

一気に全てを変えると長続きしないので、とりあえずどちらか一方だけでもやってみることをオススメします。

お弁当に関しては前日の残り物や冷凍食品を詰め合わせるだけでも立派なお弁当ができます。

少しずつやってみてください。

できることから少しずつ

突然ですが、私は短気です。

だから何事も思い立つとやり過ぎてしまうんです。やり過ぎてしまって疲れて長続きしない。こんな性格なんですね。何事もやり過ぎは良くないありません。節約も一緒です。何もかもを一気に変えるのでなく、できることから少しずつやって行くことが大切です。そしてそれが上手く軌道に乗ったら次に進む。そうやって小さな成功体験を重ねていくと、長続きすると思います。

特に今回紹介した節約は、少しだけ我慢や勇気が必要なものでした。そんなものこそ、少しずつです。長続きさせながら、少しずつ難易度を上げていきましょう!

節約の効果が実感できるようになる頃には、最初に感じていた苦痛は感じなくなっていると思います。

そうなるまで頑張っていきましょう!